
現在、ウルルで開催されているエキシビション「フィールド・オブ・ライト」は、イギリスのアーティスト・ブルース・マンローが手掛ける、光によるインスタレーション・アートです。彼が「フィールド・オブ・ライト」で使用するライトは 細い茎の頂に艶消しされた硝子玉が載っている 特徴的な形状をしており、その5万個以上のライトがウルルを遠くに眺める雄大な砂漠地帯に灯されます。何とも優しい光で、自然の中に表現されたのブルース・マンローの世界になっています。
MOMAによると、インスタレーションとは、1950年代後半に開発された一芸術形態であり、特定の環境において包み込むような審美的あるいは感覚的な経験の創造を含み、しばしば観客による積極的な参加や没入を招くとされています。
インスタレーションは設置や取り付けなどの意味から変じており、「フィールド・オブ・ライト」においては、ウルルを取り巻く自然環境である展示空間を含めて、ブルース・マンローの作品とみなしております。また、光といった素材を活かし、観客を展示空間に取り込んでいるという興味深い作品です。

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ウルルでのブルース・マンローのエキシビションは2020年12月までの期間限定となっております。 ご興味のある方はぜひこの機会をお見逃しなく!!